こんにちは、なつです。
「雪小町」という品種の、ちいさな10cmほどのはつか大根を栽培してみました。
ちなみにはつか大根とはラディッシュのこと。
丸くて赤いものが主流ですが、今回育てた「雪小町」は細長くて白いラディッシュです。
みずみずしくておいしいので、ぜひ育ててみてください!
はつか大根「雪小町」について
雪小町の特徴
- 長さ8~10cm、太さ1.5cm
- 普通の大根よりもみずみずしい
- 葉は長めで、強めの産毛があり、茎にはとげがある
雪小町の栽培
- 撒き時は春、秋(高温期以外)
- 収穫は高温期だと20日、そのほかの時期は40~50日ほど
- 栽培難易度は易しい
種はこちらを使用しました。
はつか大根「雪小町」の栽培記録
今回は8/19に種まきし、10/8に収穫しました。
ぴったり50日で収穫です。
0日目:種まき
8月19日に種まきをしました。
深さ15~20cmのプランターに鉢底石を入れます。
土を入れて1cmくらいの溝を掘り、筋蒔き。
横の土をつまむようにして覆土し、たっぷり水やりします。
2日目:発芽
ちらほら発芽してきました。
この日までは室内の窓際に置いています。
(初めから外に置いた方が徒長しにくかったので、室内に置いたのはちょっと失敗でした)
3日目:ほぼ発芽
かなり発芽したので、防虫ネットをかけてベランダに出しました。
水やりは表面の土が乾いたら霧吹きでそっと。
10日目:多分間引き
写真撮るの忘れて、いつやったか定かではないのですが……
多分10日くらいで間引きをしています。
株間を2cmくらいに間引きました。
毎度のことですが、間引きって「ああ、ちゃんと育ってるのに……」と悲しい気分になります。
15日目:本葉が大きくなってきた
しっかり育っており、ふわふわの産毛のある本葉が出てきました。
日光不足なのかちょっと徒長気味ですが、まあいいかと対策はせず。
徒長気味で弱いので、まだじょうろでザーッと水やりできません。
少しずつちょろちょろ水やりしています。
36日目:全体的に大きくなってきた
葉っぱも大きくなってきていて(写真撮り忘れた)、
根っこも太くなってきたのがわかります。
42日目:収穫!(1本だけ)
大きくなってきたし、高温期以外は40~50日で収穫できるとのことなので、試しに一本抜いてみました。
葉と茎にある、とげのような産毛が結構痛いので気を付けて抜きます。
抜いてみると、しっかり大根になっていました!!
やったー!
サイズを計ってみると、6~7cmほどでした。
もう少し大きくなるかな?と思い、収穫は翌週に。
50日目:収穫!(残り全部)
とっても楽しみにしていたのですが、ちょっと残念な結果に。
23本抜いたのですが、
- 4cm程度:6本
- 2cm以下:11本
- 大きくならなかった:6本
でした(泣)
プランターの両サイドに植えていたものは比較的大きくなっていたことから、間引きが足りず日光不足だったのではないかと思います。
横幅40cmのプランターでは、24本の収穫は無理と分かりました。
次はもっと間引いて、少なめに育てたいと思います。
はつか大根「雪小町」の害虫対策
私がした害虫対策は2つです。
ひとつは防虫ネット、もうひとつはニームオイルです。
防虫ネット
種まき~本葉が出始めるくらいまでは、ダイソーのプランター用虫よけネットを使っていました。
巾着みたいに絞るタイプ。
支柱は持っていないので、うちにあったマドラーを土に突き立てて支柱の代わりに。
プランターを上から8割ほど包み込む感じで覆って使いました。
ある程度大きくなってきたら、別の防虫ネットに切り替えました。
(購入が遅くなっただけで、はじめからこちらでも大丈夫。)
組み立てて上からかぶせるタイプです。
少しだけ枠と地面との間に隙間はできますが、モンシロチョウなどの大きい害虫はしっかり防げます。
この防虫ネットをかけていなかった、隣の空心菜やミカンの木はしっかり卵を産み付けられていましたので、効果はあります。
ニームオイル
ニームオイルは、ニームという木から作られるもの。
虫が嫌な臭いがする自然の虫除けです。
正直人間もこのにおいを好きな人はいないと思うくらい、結構独特な臭いがします。汗
水で薄めて霧吹きで吹きかけて使いますが、まあ臭いは10回も使えば慣れます。
防虫したいけど、農薬や殺虫剤は控えたいな……という時にはおすすめです。
どうしても臭いが不安……という方は、こちらも検討してみてください。
シトロネラという柑橘系の香りの虫よけ成分が配合されたニームオイルです。
ニームオイルを出している会社と、園芸youtuberのカーメン君という方とのコラボ商品で、
ニームオイルの独特な香りがあまりしないそうです。
でもちょっと割高です(小声)
はつか大根「雪小町」ってどんな味?
見た目はミニチュアの大根、味はそのまま大根です。笑
でも普通の大根より少し柔らかくて、みずみずしい。
そのまま食べると辛みがしっかりしています。
おそらく、小さい分皮の割合が大きいためだと思います。
はつか大根「雪小町」を使ったレシピ
収穫した雪小町で作った料理を紹介します。
1.はつか大根の漬物
はつか大根を塩、昆布茶、砂糖、酢につけました。
大きめのものは半分に切り、小さいのはそのまま漬けます。
皮を剝かずに漬けてもしっかり味がついてくれますよ。
皮の比率が大きいので、大根の辛さが効いた漬物です。
ご飯のお供というよりは、箸休めにピッタリ。
2.豚バラはつか大根
縦半分に割った皮付きのはつか大根と、薄切り豚バラ肉をしょうゆベースで煮ました。
大根が小さい分、煮えるのも早いので良かったです。
お弁当とかにもいいかも。
でもちょっと大根の皮感が強め。
3.おろしはつか大根
味はまんま大根なので、もちろん大根おろしにもできます。
細長いので普通の大根よりおろしやすかったのは発見でした!
でも小ぶりのはつか大根1本からできたのは、約一口分の大根おろし。笑
もしさんまの薬味として使うなら、小ぶりの出来だと3本は欲しいところ。
大きく育てば1本でちょうどいいかもしれませんね。
今回は、醤油とシラスをかけてみました。
大根はシラスと食べ合わせが悪いようですが、美味しいのでOK!!
4.はつか大根の葉としらすのレモンペペロンチーノ
このはつか大根はとげ・産毛があるので、しっかり火を通します。
収穫した時点では作りたいものが特になかったので、塩ゆでにして冷凍しておきました。
根元のほうは1cm程度、葉のほうは2cm程度に刻み、塩を入れたお湯で2分ほど湯がきました。
根元のほうを先に入れて湯がくといいと思います。
ざるに上げて冷めたら軽く絞ってラップに包み、冷凍庫へ。
その後、タリーズのレモンパスタがとんでもなく美味しかったことを思い出し、「大根の葉としらすのレモンペペロンチーノ」を作りました。
普通にペペロンチーノを作り、乳化した後くらいにレモン汁を入れるだけです。
レモンの量は、パスタ70gにレモン小さじ2くらいが丁度いいと思います。
大根の葉は火を通してもシャキシャキで、レモンのさっぱり感もあり美味しかったです!
最後に
はつか大根は育てやすく、初心者向けの野菜だと思います。
「はつか大根 レシピ」「ラディッシュ レシピ」で調べてもあまりレシピが出てこないのが悲しいですが、
基本的に普通の大根と同じように使えます。
ぜひ育ててみてくださいね。
\良かったらこちらもどうぞ!/