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iDeCoやふるさと納税って、実際いくら税金が安くなるの?【月収32万円会社員の場合】

投資・お金
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こんにちは、なつです。

今回は、「ふるさと納税」や「個人型確定拠出年金(iDeCo)」をやっていると、実際にどれだけ節税できるのかをご紹介します!

いわゆる「所得控除」でどれくらい安くなるかということですね!
「安くなるらしいけど、検索しても計算方法がわからない……」となりがちな税金の計算を、わかりやすくまとめました。

ふるさと納税、iDeCoって何?

ふるさと納税とは、自分の選んだ市町村に寄付をすると、その地域の特産品などを返礼品として受け取れる制度です。
寄付をするときにどんなことに使ってほしいかを選択することができ、子育てに関すること・福祉に関すること・環境に関することなど、様々なものがあります。

私が今まで寄付してきた中でよかった返礼品は、

  • 石川県 珠洲市 すき焼き用能登牛
  • 北海道北見市 活ホタテ

です。
能登牛はとっても柔らかくてサシはあるのに脂っこくなくて、
活ホタテは、数分前まで生きていたものを刺身で食べるのは美味しくて最高でした!

iDeCoとは、正式には「個人型確定拠出年金」と言い、自分で選択した投資信託などを老後資金として積み立てる制度です。
メリットとしては、所得控除や税制優遇が大きいです。
会社勤めか自営業か等、条件によって変わりますが、何にいくら投資するのか・年金として受け取るのか退職金として受け取るのかなど、自分に合うように調整できます。

私は企業型確定拠出年金のない会社に勤めているので、上限が月2.3万円で、毎月上限いっぱいまで拠出しています。

所得控除の対象

今回は、比較的誰でも始めやすいiDeCo(小規模企業共済等掛金控除)、ふるさと納税(寄附金控除)をピックアップしていくら控除されるかを計算していこうと思いますが、所得控除の対象になるのは他にもいろいろあります。

  • 雑損控除
  • 医療費控除
  • 社会保険料控除
  • 生命保険料控除
  • 地震保険料控除
  • 障害者控除
  • 寡婦控除
  • ひとり親控除
  • 勤労学生控除
  • 配偶者控除
  • 配偶者特別控除
  • 扶養控除

意外と当てはまるものがあるかもしれません。
調べてみてください!

年収380万円の私の例

年収380万円で、iDeCoに毎月2.3万円、ふるさと納税に年間3万円の寄付をした場合、いくら安くなるかを計算すると、以下のようになりました。

毎月の支払額年間の支払額安くなった所得税額安くなった住民税額
iDeCo2.3万円27.6万円1.38万円2.76万円
ふるさと納税3万円0.14万円0.28万円
合計30.6万円約1.5万円約3万円

所得税・住民税合わせて、年間4.5万円も安くなっています!
これは大きいですよね!

計算方法

ではここから、具体的にどうやって計算するのかを解説していきます。

(「計算めんどくさー……」という方は、下のほうにおすすめのシミュレーションサイトを載せていますので、そちらをお使いください。)

所得税の計算

まず、源泉徴収票をご用意ください。

ざっくりした源泉徴収票の見方はこんな感じです。

この表の、

②給与所得控除後の金額
③所得控除の額の合計額

がの2つがわかれば、3ステップでいくら安くなるのかがわかります!

ステップ1 自分の課税所得額を計算する

源泉徴収票の②給与所得控除後の金額と、③所得控除の額の合計額を使用します。

② – ③を計算してください。

私の場合は、260万円 – 101万円 = 159万円 になります。

ステップ2 所得税の税率を調べる

国税庁のホームページにある、所得税の税率表から、ステップ1で確認した金額がどこに当てはまるか確認します。

私はステップ1で159万円だったので、税率は5%ですね。

ステップ3 iDeCo、ふるさと納税する金額に所得税の税率をかける

iDeCoで年間で27.6万円(毎月2.3万円)を拠出したとすると、27.6万円全額が所得控除対象となるので、ステップ2で調べた所得税の税率を掛け算します。

27.6万(掛金) × 5%(税率) = 1.38万円

つまり、iDeCoでは所得税が年間約1.4万円安くなります!

では、ふるさと納税も計算してみましょう。
(ワンストップ特例制度を利用している場合、すべて住民税のほうで安くなるため、所得税は減額されません)

3万円ふるさと納税で寄付していたとすると、2,000円は自己負担となるためそれを引いて税率を掛け算します。

2.8万(寄付金額) × 5%(税率) = 0.14万円

つまり、ふるさと納税では所得税が年間約1,400円安くなります。

住民税の計算

住民税は、一律10%の税率なので、計算は簡単。

iDeCoで年間で27.6万円(毎月2.3万円)を拠出したとします。

27.6万(寄付金額) × 10%(税率) = 2.76万円

つまり、iDeCoでは年間約2.8万円住民税が安くなります。

ではふるさと納税はどうでしょうか。

年間3万円寄付したとすると、自己負担2,000円なので、計算すると以下のようになります。

2.8万(寄付金額) × 10%(税率) = 0.28万円

つまり、ふるさと納税では年間2,800円住民税が安くなります。

手で計算するのが面倒な場合

そんなときは、サクッとシミュレーションサイトを使ってしまいましょう!
おすすめのシミュレーションサイトを紹介します。

まとめ

年収380万円(月収32万円)の私の場合は、idecoとふるさと納税によって年間で4.5万円安くなりました!

税金は私たちの生活を支えてくれていますが、できれば少ないほうが手取りも増えてうれしいですよね。

iDeCoやふるさと納税などをうまく利用して、賢く生活していきましょう!

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