セミリタイアと、楽に暮らす知恵を綴るブログ

セミリタイア後もiDeCoの拠出を続けるべき?

投資・お金
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こんにちは、なつです。

iDeCoは労働者にとって、とてもお得な制度です。
特に収入がある場合は、拠出分が所得控除されることが一番実感できるメリットではないでしょうか。

(もちろん運用益が増えるメリットもありますが、実感できるのは今というより受取時かなと。)

今回はセミリタイアした後、少しでも拠出したほうがお得なのか?損しないか?を調べてみようと思います。

※iDeCoは長期投資が前提。
なので基本的に受け取るときにはプラスになっている前提で考えます。
でも運用益まで考えるとちょっとややこしくなってしまうので、今回はあまり触れません。

セミリタイア後の収入プラン

前提として、私の今の年収は約380万円。
セミリタイア後は年収約150万円で生活する予定です。

※セミリタイア後は手取りで月10万円程度を目標にしているので、税金のことを考えると月12.5万円(年収150万円)稼ぐ想定です。

セミリタイア後にもiDeCOの拠出続ける場合

今は毎月23,000円を拠出していますが、セミリタイア後拠出するとしたらきっと最低額の5,000円にするでしょう。

その場合、iDeCoによる税制優遇額は年間9,000円(月額750円)。

つまり、年間6万円拠出すると、年間9,000円(月額750円)税金が安くなり、
60歳まで30年間拠出を続けるとすると、トータル27万円の節税になります

トータルを計算してみると、かなり大きいですね。

それに、労働収入を得ながら拠出していれば所得控除のおかげで手数料負けすることはないでしょう。
なので、手数料負けは考えなくて良さそうです。

なつ
なつ

セミリタイアするということは、すでに資産形成はある程度完成しているということ。

 

それでも27万円も節税になると考えると、この選択肢は捨てがたい……。

セミリタイア後にはiDeCoの拠出を辞める場合

拠出を辞める場合、投資信託は保有したまま運用のみするということになります。

その場合に気になってしまうのは、運用手数料。
拠出しなくても運用していれば取られるんですよね……

私が利用しているSBI証券での基本の手数料はこちら。

1.加入時手数料(初回のみ):2,829円
2.運用手数料(積み立てする月):171円
3.運用手数料(積み立てしない月):66円

加入時手数料はまあまあかかりますが、それ以外はそこまで高くないですね。

私がiDeCoに加入してから約2年経ちました。

今まで払った手数料、所得控除され安くなった税金、運用益をまとめると以下のようになります。

この2年間で払った手数料4,881円
この2年間で所得控除され安くなった税金約40,000円
この2年間の運用益約77,000円
運用を始めてから2年間のデータ
所得控除分だけで余裕で手数料を賄えている!

運用益は、相場が好調なのでかなりいい数字ですし、
所得控除分だけで既に手数料を賄えています。

では今、セミリタイアして拠出を辞めたと仮定しましょう。
そうすると、60歳までの約30年間は運用手数料として毎月66円、計算すると合計で23,760円の手数料がかかります。

途中で拠出を辞めた場合の合計手数料
(今まで払った+これから払う手数料)
28,641円
今までの2年間の所得控除で4万円も安くなっているので、もう既に今後の手数料分を賄えている

なので、私は今後いつ拠出を辞めても、手数料負けしないということになります。

なつ
なつ

iDeCoは長期投資を前提として拠出しています。
なので手数料負けしたとしても運用益でカバーできると思います。

  

でも、やっぱり拠出しない月にも手数料がかかるとなると、なんだか気になりますよね……。

セミリタイア後にiDeCoの拠出をする?しない?まとめ

今回は、セミリタイア後にiDeCoの拠出を辞めるか、辞めないかでシミュレーションしてみました。

  1. 手数料負けしないので、iDeCoの拠出を辞めて運用のみにする
  2. 毎月5,000円を拠出して、トータル27万円の節税をする

私はおそらく、1の「拠出を辞める」を選ぶと思います。

実際にどちらを取るかは、配偶者控除などとの兼ね合いもあり、もう少しセミリタイアが近づいてから判断することになりますが。

もう新NISAが始まりますので、より手軽で投資信託の選択肢が多い新NISAを選ぶ可能性のほうが高いかなと。

細かい税金の壁などの話はややこしくなってくるのでここではしませんでしたが、うまく調整して賢くセミリタイアしたいと思います。

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