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働き方に疑問を感じたら、セミリタイアするべき理由【社不から見た資本主義】

セミリタイア
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こんにちは、なつです。

私はセミリタイアが目標です。
ざっくりいうと、社会不適合者なので正社員フルタイムがしんどいと感じているからです。

詳しくはこちらの記事に書いていますので、よかったらどうぞ!

私たちが生活している日本は、資本主義の国です。
資本主義であることで、豊かに安全に暮らせていると思います。

でも、私のような社不からすると手放しに喜べないこともあって、

今回はそんな社不の立場から見た「資本主義の問題」についてと、だからセミリタイアがオススメだよというお話していきたいと思います。

社不から見た資本主義の問題

資本主義社会で労働者として暮らす大勢の人々、特に「フルタイム会社員」などの働き方は、社不じゃない人にとっては安定していてとても良い環境のはずです。

労働基準法に守られながら、安定した収入を得られるからです。

でも社不は、その王道の働き方ができないから社不なのであって。

なので社不である私たちは、自分に合った働き方を自分で探さなければなりません。

今はなんとか会社員をやれていても、資本主義の仕組み上、どんどん辛くなっていくからです。

資本主義は加速していく

まず、資本主義の特徴「資本主義は加速していく」ということを説明します。

前提として、「資本主義を引っ張っている資本家は、利益を出したがるもの」です。

あなたがもし事業をしている小さな資本家だったら、と考えてください。
利益が右肩上がりに増えたらうれしいですよね。

きっと生活費としては足りてたとしても、

いけるところまでやってみたい!

稼いでみたい!

と思うんじゃないでしょうか。

それと一緒です。

しかも、他に競合他社がいっぱいいるとどうでしょう。
みんな頑張って業績が右肩上がりになるのが普通なので、

今十分稼げているし、利益は現状維持でもいいかな……

と考えている資本家・企業は、相対的に業績は低くなり、潰れていきます。

例え潰されなくても、経済が好調だと物価が上がります。
ということは、ずっと同じだけ利益が出ていても物価と相対的に見ると、少しずつ利益は下がっていくんです。

なので、資本主義で生き残るには競合他社と競争しながら利益を上げ続けなければいけない。

会社としても、労働者としても向上心が必須である。

それが、資本主義が加速する理由です。

問題①求められるものが多く、難しくなっていく

そんなわけで、資本主義は加速するし、資本家は利益を上げたがるものなのです。

では今度はその資本家が会社に出資し、会社は社員を雇っているとしましょう。

資本家は利益を増やしていきたいので、労働者に頑張ってほしいですよね。
※ここでは簡単に、資本家=社長ということにします。

社長(資本家)
社長(資本家)

利益増やしたいから、頑張ってね!

会社員(労働者)
会社員(労働者)

頑張るけど……

労働基準法で1日8時間までしか働けないから、なんとかして生産性を上げないと……

そうなると、8時間の中でやることや考えることが増えたりして、求められるものが多く、難しくなっていきます。
ただでさえ会社員として年次が上がるにつれ、やれ後輩育成だ、やれ管理職だと難しくなっていくのに……

作業が増えたり難しくなったりするのも、ある程度はスキルアップでカバーできるかもしれません。

でもどんどん難しくなっていく作業にどこまでついていけるでしょうか。
資本主義は加速していますが、人間は30万年前から進化していないという論もあるそうですよ。

とすると、今の働き方ではついていけない人も増えていくんではないでしょうか。

問題②分業が前提になっていく

人間は「協力する」ことができますね。

人間は社会的な生き物なので、
みんなで作った方が効率もいいし、
良いものができるし、
1人ではできなかったことが出来るようになります。

ただ、「分業するのが大前提」になってしまうことはどうでしょう。

人に依存しなければいけなくなります。
言い方を変えると「資本主義に依存していく」とも言えます。

今後は働き方についていけない人が増えるうえに、人に依存していかないといけない。

そう考えると、なんだか健全な感じがしませんよね。

この視点で見ると、特にコミュニケーションが苦手な社不達は資本主義に食らいついていくには難しいところがありそうです。

社不はどんな働き方をするべきか

労働者として求められるものが多くなっていき、コミュニケーションも多く必要になっていく。

そんな今後の資本主義についていけないかもと思ったり、資本主義社会で労働者として働くという王道の働き方ができないとき、王道ではない働き方で自分に合ったものを探さないといけません。

そう考えた時、キーワードになるのは

  • セミリタイア
  • サイドFIRE
  • ダウンシフト

あたりでしょうか。

細かな定義の違いはあれど、どれもフルタイムよりも短い労働時間で暮らしていこう、という生き方です。

セミリタイアをするということは労働時間が少なくなるので、社不が原因の辛さを感じる時間が少なくなります。

労働時間を減らす以外にも辛さを解決する方法はありますが、社不の原因を根本から解決するには時間がかかることが多いと思います。

なので、手っ取り早くシンプルに辛さを軽減する方法としてセミリタイアをオススメしたいです。

ただ、セミリタイアなどといった王道ではない働き方を選択すると、やはり幸せな人生として王道である

  • 家族(特に子供)
  • マイホーム
  • 平均以上の年収
  • 羨望のまなざし

などは、ものによって諦める覚悟が必要かもしれません。

でも、

自分には何があれば満足で、
何が譲れなくて、
何なら妥協できるのか。

を整理して、働き方も暮らし方も自分のやりやすいように変えていきたいですね。

人と違う働き方を選択するのは結構勇気がいるし、私も

なつ
なつ

フルタイム辞めたーい!

1,000万円貯めたら仕事辞める!

と言いつつ、

なつ
なつ

そろそろ1,000万円が見えてくる……

フルタイム辞めるの不安だ……

などとほざいています。笑

あと心配なのは、他人からの目ですね。

でもしっかり年金を払い、決まり通りに納税していたならば、他人にとやかく言われる筋合いはないはず。

みんなと同じような生活をしなかったらSNS等で批判される世の中ですが、「手も金も出さない奴は口も出すな」という強い気持ちでやっていきたいものです。

最後に

社不から見た資本主義の問題ということで考えてみましたが、まあ一般的には「問題なのは資本主義じゃなくて社不たち」というのが正しいでしょうね。笑

ただ、合わない働き方にしがみつくのは得策とは言えません。

今の段階で「ついていけないなあ……」と感じている方は、資本主義から距離を取ることを考えるべきだと思います。

資本主義だからこそ今のような便利で安心な社会ができたのだと思うので、そこは社不じゃない人たちに任せてしまって、自分は自分のことを最優先にしましょう。


今回のお話の資本論に関係する部分は、池上彰さんの「高校生からわかる資本論」を参考にしています。
良かったらこちらも読んでみてください。

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