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リタイアとFIREの違いを分かりやすく解説!

セミリタイア
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こんにちは、なつです。

今回は、FIREに興味が出てきた頃、きっと皆さんが通過するであろう疑問、

「アーリーリタイア」と「FIRE」の違い
「セミリタイア」と「サイドFIRE」の違い

について、解説していきたいと思います。

FIRE

まず、FIREとサイドFIREについて説明します。

FIREについて

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」のことで、「経済的自立と早期リタイア」という意味です。

定年より早く仕事をやめ、その後は退職金や資産運用で生活費を賄うような生活ですね。

定年前に退職。退職前は会社からの給与で生活し、退職後は退職金と資産で生活。

サイドFIREについて

サイドFIREは、フルタイムより少ない時間の労働収入と、資産運用をして生活費を賄う生き方です。

定年前に退職。退職前は会社からの給与で生活し、退職後は少しの収入と資産で生活。

例えば、月15万の生活費で生きていけるなら、

・パート収入 6万円 (週3日×5時間×時給1,000円)
・配当金   9万円 (資産運用 2,700万×配当利回り4%÷12か月)

を確保できればよいですね。

リタイア

続いて早期リタイアとセミリタイアについて。

この2つとFIRE・サイドFIREの違いは、「経済的自立に焦点を当てているかどうか」です。

早期リタイア(アーリーリタイア)について

早期リタイア(アーリーリタイア)とは、定年よりも先に退職することです。

FIREと同じく定年より早く仕事をやめますが、経済的自立には言及していません。

セミリタイアについて

こちらはサイドFIREと似ていて「フルタイムより少ない時間の労働収入で生活する生き方」ですが、早期リタイアと同様に経済的自立には言及していません。

自給自足生活を例にしましょう。
井戸を掘って水を確保し、畑で野菜や動物を多めに育てて自分で食べる分以外は直売所で売る……というような生活をしているような人はセミリタイアと言えます。

まとめ

まとめると、

経済的自立に焦点を当てているのがFIRE・サイドFIRE
経済的自立に焦点を当てていないのが早期リタイア・セミリタイア

ということですね。

「セミリタイアには経済的自立は必要ない」ということではなく、「焦点を当てていない」というのがミソ。

焦点を当てているかというのは「言葉の意味としての違い」であって、実際は早期リタイア・セミリタイアを実行した人は「経済的自立」をしている人が多いでしょう。

ちなみに、言葉の意味だけを考えれば「貯金ないけど実家に住めばいいや。仕事やーめた!」というニートも早期リタイアに当てはまります。笑

持っている金融資産に違いはあると思いますが、仕事をやめるというモーションは同じなのです。


アーリーリタイア、FIRE、セミリタイア、サイドFIREの4つの違い、わかったでしょうか?

ここまで読んでくれてありがとうございました!