こんにちは、なつです。
私って社不(=社会不適合者)だな~と思うことがあります。
例えば、こんなところ。
- 人より向上心がない
- 人とのかかわりが煩わしい
- 傷つきやすい
- 仕事の能力も微妙
- 特技もない etc……
そんな私でも、生きる価値がないってことではないと思ってます。
「社会でやっていける力」=「生きる力」ではないからです。
ただ資本主義社会に頼って生きていく限り、どうしても評価基準は「社会でやっていける力」になってしまい社不にとっては辛い。
なので私は、「自分って社不だな~」と思う人は
過剰な労働をせず、資本主義関係なく生きられる術を学ぶ
といいのでは?と思っています。
今回は「どんな生活なら社不で普通より劣っていても、自分に合った暮らしができるか」をテーマにお話ししたいと思います。
自分主体の生活ができていないのは何故か。
私の今の生活は、仕事と資本主義に振り回されているという気がしています。
例えば仕事をしているとこんな風に考えること、誰にでもあると思います。
「仕事で疲れたから今日はコンビニ飯でいいや」
「献立考えるの面倒。UberEatsにしよう」
「仕事のパフォーマンス低い……安眠グッズ買お」
「明日は出社だから持ち物準備して、アレして、早く寝て……」
でも、コンビニ飯を買いたくて買ってるわけじゃないですよね。
仕事で疲れてるので仕方なく、仕事で稼いだお金で買う。
で、ご飯を食べるためにまた稼ぐ。
不本意な無限ループが始まっていると思いませんか?
わざと依存させられていってるみたいな感じもします。
本来、「必要な分だけ調達する」ことができれば生きられるはず。
つまり過剰な資金の調達は、将来のために(未来に保険をかけるために)今を犠牲にしているとも言えます。
でも、そんな生活が苦じゃない人が大半なんですよね。
だから「たくさん働いて、たくさん使って、たくさん貯める!楽しい!」というのが普通になってしまっている。
いくらそれが普通でも、社不には辛い。
それだけなのです。
労働と資本主義から距離を取る。
労働や資本主義からとの自分にとってちょうどいい距離感を掴むことが、社不が生き残る秘訣だと思います。
労働から距離をとる
これは単純に「必要な分だけ働く」ということ。
もちろん老後資金や何かあったときのためのお金は必要です。
誰の言葉かわかりませんが、「お金の余裕は心の余裕」と言いますし。
でも、過剰な未来の保険のために現在の自分を犠牲にするのは良くないと思ってます。
きちんと計算して、「未来の保険」と「現在の自分の負担」のバランスを考えていくべきですね。
資本主義から距離をとる
今の日本では、だいたいの人は雇用されたり・雇用したりしてお金を稼ぎ、生活していますね。
つまり、資本主義社会の中で生きていることになります。
そんな資本主義からどう距離をとるのかというと、「自然があれば生きられる」状態にします。
例えば
- 畑を耕して作物を育てられる
- 木や枝を使って火を起こせる
- 釣りができる
- 動物を育てて卵や肉を得られる
- 狩猟ができる
など。
こういう知識やスキルがあれば、社会との関わりやお金がなくても生きていけます。
もちろん一生社会と関わらず、お金を使わないで生きるという意味ではありません。
作物を育てるにしても、種を買ったりスコップを買ったり、肥料を買ったりできるのは資本主義社会のおかげ。
でも、「会社員としてあと40年生きるのは辛い」「自分は社会不適合者だ」と思っているときに、
- 1個の種芋を、10個のジャガイモにする方法を知っている
- 山に入って、山菜やキノコ・動物をとれば食料を調達できる
というような状況なら、「社会から取り残されたらどう生きていけばいいんだ……」という不安が少し和らぐと思いませんか?
自分で食料を生産・獲得する手段を知っているのですから。
一般的に社会人として辛い、逃げたいと思っているのは「社会が合わない人たち」であって、「生きる力のない人たち」ではないと思います。
だから、社会から距離をとっても生きられるような工夫をすればいい。
何も考えなければ、私たちは資本主義社会で頑張って生きよう!みんなで成長していこう!みたいな環境に置かれます。
大体の人はそれで問題ないからです。
合わない人は合わない人なりに資本主義社会から距離をとっても生きられることを考えないと、ずっとしんどい人生になってしまいます。
最後に
正直に言いますと、こんなに語っておいて私はまだ労働と資本主義から距離をとれておりません💦
ですが、フルタイムの生活をずっと続けるのは無理だし、かといって誰か(家族とか、生活保護とか)に頼りきって生きるのは嫌。
自分のペースで無理なく生活していくには……と考えた結果、このような思考にたどり着きました。
この考え方で理想の暮らしができるかはまだわかりませんが、私はこの考え方を軸にセミリタイアの準備をしていきます!