長時間の外出には、暑さ対策必須の昨今。
正直メントール系の「冷たく感じるだけ」のものが溢れすぎていてうーん……と思っているのは私だけじゃないはず。
そんなわけで、「冷たく感じる」ではなく「しっかり体温を下げられる」おすすめの暑さ対策グッズを紹介します。
しかも冷却効果が長時間続くグッズ「アイスパック」です!

猛暑のディズニーでも、11時間氷が保てた優れもの!
ピーコック アイスパックって?
アイスパック
布タイプとシリコンタイプがあります。
シリコンタイプのアイスパック
シリコンタイプは、シリコンの中に水を注いでシリコンごと冷凍庫で凍らせることができます。
それを付属の魔法瓶に装着して持ち運ぶことで、氷が長持ちするため氷嚢として長時間使えるというものです。
サイズは3種類。
フォルムはほぼ水筒で、コンパクトなものから大きいものまであります。

布タイプのアイスパック
こちらは1種類だけで、従来の氷嚢のように製氷機などで作った氷を入れて使うものです。
500mlの缶ホルダーとしても使えるとのこと。
シリコンタイプよりも魔法瓶も氷の容量も大きいです。

ピーコック ミニアイスパックの持続時間を測ってみた
猛暑のディズニーシーへ参戦!
その日は6月なのに、晴天で最高気温31度。
汗だらだらの未来が見えます。
夜のうちに水を入れておいて、ホテルのフロントで「冷凍庫あったら凍らせておいてもらえますか……?」とお願いしてみたところ、快く預かってくださいました。

ホテルってそんなことまでしてくれるんですね……知らなかった。
まあ冷凍のお土産とかあるもんね。
検証スタート!(8:00)
ホテルのフロントで氷嚢部分を受け取り。
カッチカチに凍っていました!
すぐさま魔法瓶にセット。

1時間経過(9:00)

入場の列に並んでいるときに時々出して涼むくらいでしたが、上のほうから1cmくらい溶けて水になっていました。
蓋になっている部分は魔法瓶で覆われておらずただのプラスチックなので、上のほうから溶けていきます。
でもまだまだ下のほうはカチコチです。
3時間経過(11:00)

外気温も30度を超えて、ちょっと水の部分が増えてきました。
旦那を待たせてビスコッティを買いに速足で歩いたので、汗だく。
拭うそばから汗が出てきますが、アイスパックでひんやり。
これがあると汗が落ち着くスピードが全然違いました。
ここら辺で「アイスパック本当に買ってよかった……」と実感します。
7時間経過(15:00)
ここら辺が一番暑くてきつかった……!
半分ほど氷は溶けましたが、カチコチの状態よりシリコンがしなやかに曲がるようになりました。
おかげで首にフィットするので冷たさをより一層感じられます。

10時間経過(18:00)
氷はだいぶ小さくなりました。
でも全然ひんやり。
外気温も落ち着いてきて、出番も減りました。

11時間経過(19:00)
1cmほどの氷のかけらを残して、ほぼ水になってしまいました。
魔法瓶効果でまだ冷たくはありますが、私の体力も尽きたためディズニーから撤退。
かなり汗はかいたものの、アイスパックのおかげで30度越えにしては快適に過ごせたんじゃないかと思います!

結果!
ミニアイスパック持っていって本当に正解!
暑いとぼーっとしてきたりしますが、アイスパックのおかげで体も脳みそもクールダウンできました。
まだ体が暑さに慣れていない6月の猛暑でもヘロヘロにならなかったのはきっとアイスパックのおかげ。
氷の持ち時間は、正直どれくらい魔法瓶から取り出すかで持ち具合は変わってきます。
ただ魔法瓶に入れておけば氷がかなり持ちますので、
- ちょこちょこ出して使いたい
- お昼の一番暑い時をしのぎたい
という時だけでなく、
- 朝家を出るけど、使いたいのは夕方
- 使わないかもしれないけど、万が一のために
という時でもしっかり役立ってくれます!
ミニアイスパックのポイントやメリット・デメリット

①使う時だけ出す
シリコン自体は熱を通しますので、猛暑でずっと出しっぱなしにしておけば2時間も持たないと思われます。
使う時に出す・使わないときはしまうを徹底することで、冷たい時間を延ばせます。
②シリコンは結露する
魔法瓶は熱を遮断するので結露しません。
なのでカバンの中が濡れることはありません。
ですが、シリコン部分は氷が解けると一緒に結露します。
日焼け止めなどは落ちる可能性があるので、気になる方はタオルや服などで軽く結露を拭いてから肌に当てたほうが良いかもしれません。
③本体に貼ってあるシールは温めてから剥がす
Amazonのレビューでもちょっと批判があったのですが、魔法瓶部分に張ってあるシール(特に注意書きとかでもない)の粘着力がとっても強いです。
ただ、熱で剥がしやすくなるので、ドライヤーでシールを温めてから剥がすのがおすすめです。
④サイズ感に注意!
私は一番小さいアイスパックを買ったつもりが、実は3種類あるサイズのうち中くらいの大きさのアイスパックでした。

「ミニ」ってついてるんだから一番小さいじゃん……?
と思いますが、シリコンタイプは大きい順に
- アイスパック(大)
- ミニアイスパック(中)
- ミニアイスパック ポケット(小)
なのでご注意を。
⑤ミニアイスパックの重さは約330g
水をパンパンに入れて重さを測ってみたところ、ミニアイスパック(中くらいの大きさ)は約330gありました。
軽くはないですが、かといってとても重いわけでもないです。
ほかのサイズも合わせて重量を見てみましょう。
商品 | 水+本体の重量 | 同じくらいの重さのもの |
---|---|---|
アイスパック(大) | 約520g | ペットボトル一本分くらい |
ミニアイスパック(中) | 約330g | ツナ缶3つ分くらい |
ミニアイスパック ポケット(小) | 約230g | 紙パックの野菜ジュースくらい |

通勤くらいなら一番小さいポケットサイズがオススメ!
⑥魔法瓶に傷がつきやすい
私はカバンの中に入れていたのですが、内ポケットの金具と接触していたようで、擦れたような跡がついてしまいました。
購入したのがホワイトなのでちょっと気になります……
まあ残念だけど保冷効果には影響しないしな……とも思うので、今後もうちょっと摩擦に強くなることを期待します。
(一番コンパクトなミニアイスパック ポケットも買おうか悩んでいるので!)

⑦溶けた水、飲めない?
調べてみたのですが、公式サイトにも取扱説明書にも「飲める」とも「飲めない」とも書いていませんでした。
シリコン製品には食品用・非食品用があるようで、特に記載がないためおそらく飲用は想定されていないと思われます。
とはいえ、シリコンは水に溶けにくい性質らしく、私が実際に飲んでみても味にもにおいにも違和感はありませんでした。
なので、結論としては「飲んでも多分大丈夫だけど、完全に自己責任で」です。
飲み水として期待するというよりは、どうしても喉を潤したいときや、軽く手を洗いたいときなど、緊急時のプチ救世主的な使い方がちょうどいいかもしれません。

雑菌が繁殖しないように、使い終わったらしっかりすすいで乾かしておきましょう!
アイスパックで熱中症対策をしよう!
熱中症対策として、アイスパックシリーズはかなり有効です。
それだけではなく、おめかししていて「今日は汗をかきたくない」という時や、ケガをする可能性があるにも使えます。
見た目も質感もほぼ水筒なので、持ち歩く違和感もありません。
猛暑のお供に、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
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