こんにちは。なつです!
先日、資格試験の勉強をしていたところ、旦那に
「時間管理下手くそだよね」
と言われてしまいました……。
計画は立てるもののその通りにいかないし、
毎日寝る前になって慌ててやり始めるから……
うっすら自覚してはいたものの、人から見てもそうなのか。と思い、何か時間管理に関する本を読んでみようと選んだのがこちらです!
なまけもの時間術(ひろゆき)
※Amazonに飛びます
まず感想
この本は時間術の本ではあるのですが、
そもそもあなたが時間を使ってやろうとしているそれ、本当にやるべきですか?
という視点からも突っ込んでくれる本です。
今すぐできるテクニックから、そういった根本のところまで、
ひろゆきさんらしいなあ。というノウハウが書いてあります。
※ひろゆきさんとは論破王と呼ばれている、2chの開設者です。
こんな人に読んでほしい
・根本的に、何に時間を割くべきか見直したい
・先入観を壊したい
・ひろゆきの考え方を知りたい
参考になった部分を抜粋して紹介
読んだ中で、私が「なるほど~!」と思った部分を4つ紹介します!
人間は、単純作業しているときが思考しやすい
1章 時間と自由 時間は有限じゃなくて、むしろ余っている
人間の脳は、頭を使わない単純作業をしているときのほうが思考しやすいようにできているそうです。
なので、わざわざ考えるための時間を確保しなくても、
- 歩いているとき
- 電車に乗っているとき
- お風呂に入っているとき
- 玉ねぎを刻んでいるとき
なんかに、色々考えられるのです。
私は上記のシチュエーションの時、必ずと言っていいほどスマホを見ています……。
考える時間を自分で奪っていたのか、とちょっとショックでした。
努力よりも、環境や条件の影響のほうが大きい
2章 仕事と時間 優れるよりも、いい波に乗れ
物事は、努力よりも環境や条件の影響が大きいのです。
つまり、個人が優秀かどうか、どれだけ努力できるかではなく、いかに勝てる波に乗れるか。
僕が現在、たくさんお金を稼げているのは、僕という個人が優秀で努力家だからではなくて、一つ大きな要因として、ITという波に乗ったからに過ぎない
らしいです。(努力したかは知ることはできませんが、少なくとも優秀ではあると思うのですが……)
ひろゆきさんが「編み物の達人」になっていたら、今ほど稼げていないよね。という例には確かに、と納得しました。
日本人は「努力は必ず報われる」というパワーワードに縛られています。
自分の努力スキルに頼らないほうが、楽に生きられそうですね。
努力できない性格なら、努力できないなりの闘い方をするべし
2章 仕事と時間 「努力」属性ではない僕の闘い方
とにかくがむしゃらに頑張るとか、無理をどうにか通そうというのは、そもそも「負け」が確定している中での努力。
自分の能力に自信がある人ほど、とっくに詰んでいる盤面をひっくり返せると思っている。
もちろん努力でどうにかしてしまう人もいるのでしょうが、
努力できない性格なのがわかっているなら、努力して売れる商品ではなく、放っておいて売れる商品を並べておけばいいのでは?というお話。
(ほかに東京オリンピックの例も出ていて、そちらも面白いです)
放っておいて売れる商品を探すのが一番大変では・・・?と思いましたが、「負けが確定している中での努力」というキーワードが好きだったのでピックアップ。
確かに、なぜ負け確を努力でどうにかしようとしていたんだろう。
普通負け確のゲームは引き受けないですよね。
無駄な心配に時間を使わない
4章 時間と幸せ 「困っている未来像」は過去の虚構
「昔困ったという記憶」があると、それと連想した「困っている未来像」が想像しやすくなります。
何かを想定する場合には2種類あって、
- 「何かが起こるかも・・・」と想定して対策をしておく
- 起こるかどうもわからない状況を想定して、ただ心配する
どう考えても後者は時間の無駄ですよね。
私はとってもよくあるので、こう考えてしまった時にはこの一節を思い出そうと思います。
まとめ
今回紹介したひろゆきさんのなまけもの時間術は、
「今タスクがいっぱいいっぱいで、どうにか最短で消化したいんです!!!」
という人にはあまり向いていないかもしれません。
ですが、表面上だけの時間管理術だけでなく根本的なところにも触れていますし、読めばきっと目から鱗な考え方が見つかるはずです。
Amazon Kindle Unlimitedにも含まれているので、登録している方はすぐに読めます!
少しでも興味が持てたら、読んでみてくださいね!
ここまで読んでくれてありがとうございました!